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自然史学会連合第7回シンポジウム


自然史学会連合第7回シンポジウム

遺体が語る自然史

ポスター。クリックで拡大→

日  時:
平成13年11月10日(土)午後1時~5時
会  場:
国立科学博物館・新宿分館 研修館4階講堂(参加自由)
主  催:
自然史学会連合
共  催:
日本哺乳類学会/国立科学博物館



 「死」は一般社会においてはネガティブな概念であり、そこに生じる「遺体」はあくまでも日常の社会生活とは縁の遠い存在である。 しかし、ナチュラルヒストリーは、まさしく「遺体」を研究対象とすることで発展してきた歴史を有する。 「遺体」に取り組む最前線の研究者の研究成果を、一般社会人・学生を対象に平易に紹介する。分野としては、 動物学・植物学・古生物学・医学・解剖学・考古学からの話題提供がなされ、 これら各分野を有機的に結び付けてきたナチュラルヒストリーの全体像を紹介する機会となる。 また分析型生命科学が隆盛をきわめるなかで、研究対象としての遺体を取り巻く環境は大きく変わりつつある。 参加する社会人や学生らとともに、多彩な研究成果を自然科学にもたらしてきた「遺体」の、現在・過去・未来を議論する。


プログラム

13:10-
遺体が創る科学
 遠藤秀紀
(国立科学博物館動物研究部)

13:55-
遺体が語る「本人も知らない自分」
 中島 功
(昭和大学歯学部口腔解剖学)

14:40-
休 憩

14:50-
太古の遺体
-化石がもたらす生物進化の情報-
 塚越 哲
(静岡大学理学部生物地球環境科学)

15:35-
遺跡出土の遺体が語る人の生活と環境
 辻 誠一郎
(国立歴史民俗博物館)

16:20-
フリーディスカッション
遺体標本で博物館の高度化を図る



お問い合せ先: 
国立科学博物館内自然史学会連合事務局
(担当)遠藤秀紀、篠原現人、加瀬友喜
所在地: 
〒169-0073
東京都新宿区百人町3-23-1
国立科学博物館 動物研究部動物第一研究室 遠藤秀紀 気付
TEL: 
03-3364-2311、03-3364-7127
FAX: 
03-3364-7104
E-mail: 
endo@kahaku.go.jp