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GBIF ワークショップ


ワークショップ

21世紀の生物多様性研究
生物多様性インフォマティクスを創出する


 2003年から国際協力事業「地球規模生物多様性情報機構 (Global Biodiversity Information Facility (GBIF))」が始まりました。 2006年までは"Proof of Concept" を目的として事業を展開してきましたが、2006年9月の時点で、9000万件以上の標本や観測のデータが 利用可能になりました。また、第三者による中間評価の結果、2007年から5年間の本格運用期へと発展して いくことになりました。
 この背景のもと、GBIF活動の主要なテーマの一つである生物多様性インフォマティクスに関する国内外の 専門家による講演をきっかけとして、GBIFにより提供される生物多様性情報を我が国において十二分に 活用していく国内研究コミュニティーを広げ、また、国際協力事業にも貢献することを目指して、 このワークショップを企画致しました。


日  時 :

2006年10月30日(月) 9:30-16:30
会  場 :
家の光会館コンベンションホール
〒162-8448 東京都新宿区市谷船河原町11 TEL03-3260-4791
(飯田橋駅近く)
共  催 :
国立遺伝学研究所・東京大学大学院総合文化研究科 ・国立科学博物館
後  援 :
外務省、文部科学省、環境省、農林水産省、 内閣府(交渉中)、分類学会連合、自然史学会連合、日本微生物資源学会、情報知識学会、 科学技術振興機構、国立環境研究所

参加無料
Webサイト http://www.event.nig.ac.jp/gbif/bd2006/


<プログラム>

9:30-9:50
GBIF の歴史、現状、あるべき未来像
岩槻邦男(ひとはく)

9:50-10:10
生物多様性情報基盤の確立にむけて:本格運用に移行する GBIFデータポータルとその将来像
伊藤元己(東大・総合)

10:10-10:30
国立環境研究所における生物多様性情報活動と今後の展開
植弘崇嗣、清水英幸、松永恒雄、志村純子(国環研)

10:30-10:50
休 憩 GBIFデモンストレーション

10:50-11:10
日本の自然史博物館のネートワークによる自然史標本情報の発信
松浦啓一(科博)

11:10-11:40
Integration of Biodiversity and Bioresource
Information into National Database and Data Linkage in Korea
Chang-Bae Kim (KRIBB)

11:40-12:10
Integration of Biodiversity Database in Taiwan and Linkage to Global Database
Shao, Kwang-Tsao (RCBAS)

12:10-14:00
昼 食 GBIFデモンストレーション

14:00-14:20
Fish-BOL プロジェクトの概要
宮 正樹(千葉中央博)

14:20-14:40
農業景観調査情報システムRuLISの構築と生物多様性研究への適用
山本勝利・楠本良延(農環研)

14:40-15:00
生物多様性と遺伝的多様性
森脇和郎(理研)

15:00-15:20
休 憩 GBIFデモンストレーション

15:20-15:40
生物多様性情報と環境省-現状と方向性-
黒田大三郎(環境省)

15:40-16:00
地球規模で見た GBIF の役割と現状
星 元紀(IUBS)

16:00-16:20
閉会の辞
菅原秀明(GBIF)

組織委員会
委員長 : 岩槻邦男
事務局 : 菅原秀明
連絡先 : bd2006@nig.ac.jp