8.これまでの活用例
これまでに画像データベースを用いて地域別の魚類相を明らかにしてきた。ダイビングする人たちの数
が多い地域を選べば、今後さらに多くの魚類リストを作成できるであろう。
古瀬浩史・瀬能 宏・加藤昌一・菊池 健. 1996. 魚類写真資料データベース(KPM-NR)に登録された水中写真に基づく八丈島産魚類目録. 神奈川自然誌資料, (17): 49-62.
瀬能 宏・御宿昭彦・反田健児・野村智之・松沢陽士. 1997. 魚類写真資料データベース(KPM-NR)に登録された水中写真に基づく伊豆半島大瀬崎産魚類目録. 神奈川自然誌資料, (17): 49-62.
瀬能 宏・牧内 元・武谷 洋. 1998. 魚類写真資料データベース(KPM-NR)に登録された水中写真に基づく熱海産魚類目録. 神奈川自然誌資料, (17):49-62.
その他、日本新産の魚類を標本に基づいて報告する際に、分布の補完資料として利用したり、ある特定
の魚類の生息状況を撮影水深や撮影日のデータを使って分析したりしている。一般向けには科博や神奈川
県博物のHP上で魚類の画像を公開している。