1. UNIX WebServer http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/
(日本産アリDBサーバ)
2. UNIX MailServer news://news.edb.miyakyo-u.ac.jp/
(メールリスト、ニュースサーバ)
3. Mac WebServer http://ugw09.ipc.miyakyo-u.ac.jp/
(オーストラリアのアリ作業用)Console
4. WinNT WebServer http://life.edb.miyakyo-u.ac.jp/kaeru/
(カエル調査)
5. UNIX WebServer http://map.edb.miyakyo-u.ac.jp/kaeru/
(全国調査地図サーバ)
6. Mac WebCamServer http://ugw01.ipc.miyakyo-u.ac.jp/
(カメラ)Console
7. Mac MailServer http://edb-lab.miyakyo-u.ac.jp:8010/
(メールサーバ)Console
UNIX,Mac,WinNTのどのOSサーバソフトウエアを用いる場合でも必要のないプログラム停止し、サーバとして安定
運営ができるようにする。これは不必要なプログラム経由が動いていることによって悪意のある者がそのプログラムの
弱点をついて侵入する可能性を封じるので安全対策にも通じている。もちろんマックやWindowsだからといってワープ
ロ作業などに使うと、いつハングアップするかもわからないので、このような行為は行ってはならない。サーバとして起
動している計算機を使用する人間を少なくし、サーバは、24時間営業で稼働させる必要がある。
サーバの設置時のセキュリティに関する注意
インターネットは現在では重要な情報があふれており、それを狙う犯罪行為も多く行われている。セキュリティ
(安全対策)を考え、Firewallやパケットフィルタの導入をする組織が増えてきている。
データベースのサーバは、人に見てもらうために、外部の脅威に直接さらされている。そのため、特に注意が必要。
自らを守ることとはもちろんであるが、Unixなど、乗っ取りが可能な環境を使用する場合は、そのことにより、
サーバを使った犯罪がおこることにより、二次的に加害者にならないように注意する。利用者が多く、攻撃されやすい
システムを使っている場合もより一層の注意が必要。セキュリティホールに関する情報をいち早く入手し、問題点に対
してのパッチ(不具合を修正するプログラム)を当てること。
(安全管理についての情報については次のURLを参照:
http://www.jpcert.or.jp/)
ログの管理
生ログを見る。サーバが正常に動作しているかどうかは、まず、ログを調べる。リンクが切れていたり、ディスク
が壊れていたりなどは、エラーを調べるとすぐわかる。統計処理を行うと、ユーザの動向もわかる。
(蓄積整形後のデータは次のURLを参照:
http://www.edb.miyakyo-u.ac.jp/stats/Ant.html)
どのサイトからリンクが作成されているかは、Refererを調べるとわかる。以下は、日本産アリ類のデータベースへ
のリンクを調べたもので、Xrefという自作プログラムを作成して自動更新している。この例では、多くの教育系リンク
集からのリンク、データベースサイトリンク集からのリンクが多いことがわかり、いわゆる「お仲間ページ」をいながら
にして観察することができる。情報を発信しているところに情報は集まるのである。ログは、情報の宝庫、決して捨てて
はならない。
(日本産アリ類のデータベースへのリンクを逆探知した例は次のURLを参照:
http://www.edb.miyakyo-u.ac.jp/ugawa/Xref/Ant-Xref.html
http://bank.dna.affrc.go.jp/~qxugawa/disc-home/public_html/Ant-Xref.html
リンク逆探知ソフトはXrefとして公開している
http://www.dna.affrc.go.jp/htdocs/Xref/)
データベースならではのメンテナンス
インターネットで公開したデータベースは、書籍、雑誌と違い、定点(同じ場所)でアクセスが可能。それゆえ、
バージョンアップを期待してユーザは集まる。初版が完成すれば第2版を要求されるであろう。データベースに終
わりはない。
データベースが創設された後、どのように維持、管理するかは、創設と同様に重要なこと。これは、データを入力
する部分についても同様に言える。私が関与したデータの場合、すべてのデータは、私以外の人が提供してくれたもの
なので、データ提供者自身が構築しやすい環境を整えなければ、いずれは荒廃する。
データベースの更新は、作成と同様の方法で行う。データ提供者にとって簡単に更新できるシステム設計が必要。
更新ができてはじめて一人前。
オーストラリア産アリ類データベースの更新
データ入力は、MS Wordと、ファイルメーカを使い、入力担当者が直接更新できるものとした。また、中間ファイル
はタブ区切りのデータを用い、万が一、システム作成担当者が交代し、作成方法が変更された場合でも、容易に他の方法
でデータを利用できるようにした。
分類情報、画像情報、撮影情報をそれぞれ入力し、市販ソフトで省力化できる部分はそれを使い、その他の部分につい
ては、Perlを使った自作プログラムで対応している